Blog

林家ぼたんのブログ

~落語と講演 Peony~

着物はあるけど、よくわからない!ぶっちゃけセーフ!?

カテゴリ / ぼたんのつぶやき
2017.06.01

実家の箪笥におばあちゃんの着物があるんだよね。
お母さんが嫁入りする時、持ってきた着物があるんだよね。

私もそうでした「実家にあるんだから着てみるか」と。

まず、箪笥から出してみてください。

(チェック1)
シミはないですか?

内側だけならセーフです。
表に出ているようならアウトです。そっとまたしまいましょう(笑)

そして羽織ってみてください。

(チェック2)
小さすぎたり、大きすぎたりしませんか?

羽織って袖から手首が見えたら、小さすぎです。
そっとまたしまいましょう。

背中の縫い目をお尻の割れ目に合わせて、前身頃が右の太ももの横より巻き付いたなら大きすぎです。
そっとまたしまいましょう。

着物はあるけど、よくわからない!そもそも何でできてるの!?

(チェック3)
それはどんな着物ですか?

春秋用 ← 裏地がない

冬用  ← 裏地がある

夏用  ← 透けている

おばあちゃんかお母さんが夏物の着物を持っているようなら、着物のことは、よくご存知だと思うので持ち主を頼るのが一番でしょう。

素材はなんですか?

絹 種類がたくさんあります。

紬、ウール カジュアルな場で着るための着物です。

(絹、紬、ウール、これが実家にある三大着物です)

おばあちゃんかお母さんが麻、綿、ポリエステルの着物を持っているようなら、着物のことは、よくご存知だと思うので持ち主を頼るのが一番でしょう。

私はポリエステルの振袖、ポリエステルの夏の付け下げを持っていましたが、これは汗をかいたり悪天候でも着物を着なくてはいけない人のためのお助け着物と思っていただいて結構です。