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林家ぼたんのブログ

~落語と講演 Peony~

落語で季節感、あなたも『通』の仲間入り?

カテゴリ / ぼたんのつぶやき
2017.06.01

寄席(よせ)という所は、落語家がたくさん出演します。

演目(根多)はなんと、当日のお楽しみです。

前座さんという一番若手の落語家が最初に出て来て、二ツ目、真打とプログラムが進行していきます。

出演者は自分より前に出た人の演目と似ていない演目を選びます。

そんな中で出演者に人気のある演目があります。それは

季節の演目です。

春になれば花見を舞台にした演目、
夏になれば怪談噺や花火を舞台にした演目、
秋になれば秋刀魚が出てくる演目、
冬になれば聴いていて凍えそうになる演目。

着物の柄と同じで、少し先取りして口演されます。

落語を聴いて「ああ、春だなあ」なんて思えたら、あなたも『通』の仲間入りです。